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【米国市況】株は反落、高値警戒感-7年債入札の需要好調で金利低下

記事を要約すると以下のとおり。

29日の米株式相場は下落。
 ベッセント米財務長官(1)  期限が延長される可能性があるとの報道に米株式相場がポジティブに反応しなかったことは、関税停止期間延長の協議継続で合意-ベッセント財務長官は、米中が関税導入の停止期限を延長する条件を巡り協議を継続すると述べた。
 週内にはこのほか、連邦公開市場委員会(FOMC)会合や雇用統計に加え、大手ハイテク企業の決算発表も控える。
経済全般や労働市場の先行きに対する懸念が和らいだことが背景にある。
 足元でバリュエーションへの懸念が高まっているが、HSBCホールディングスやモルガン・スタンレー、UBSグループは米株式相場に対する長期的な強気見通しを維持している。
米国がリセッション(景気後退)を回避した場合でも、バリュエーションが割高なため、他の市場に分散投資を続けるのが賢明だと述べた。
20年債と30年債利回り3.87%-8.7-1.50%  米東部時間16時52分  7年債入札(発行額440億ドル)の最高落札利回りは4.092%。
応札倍率は2.79倍と、2012年以来の高水準となった。
 7年債入札ではプライマリーディーラーの落札比率が4%にとどまり、需要の強さが示唆された。
 30日に米財務省が詳細を公表する四半期定例入札では、トランプ政権が長期債利回りを抑制するためにどのような方針を示すかが注目されている。
 円はドルに対して小幅に上昇し、1ドル=148円台半ば。
 しかし、スコシアバンクのストラテジスト、ショーン・オズボーン、エリック・セオレ両氏は「ドル上昇の勢いは鈍りつつあり、失速しているかもしれない」とリポートに記した。
 「ドルに対する短期的なファンダメンタルズの逆風は、向こう数日にもう少し強まる可能性があると述べた。」
 ユーロは4営業日続落。
前日も1.3%下げていた。
 ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)と北海ブレンドはいずれも6月以来の高値で引けた。
米国には原油がたくさんある。
実際に適用されれば、ロシア産原油・燃料の世界市場への供給が逼迫(ひっぱく)する可能性は低いとの見解を示していた。
市場はまた、各国が米国との関税交渉で8月1日の期限までに合意をまとめられるかどうか、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスの次回会合にも注目している。
ロンドンICEの北海ブレント9月限は3.5%上げて72.51ドルで引けた。
 FOMCは政策金利を据え置きに反対票を投じる可能性もある。
「金は現在、テクニカル要因とファンダメンタルズ要因のはざまで岐路に立たされている」と続けた。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】株は反落、高値警戒感-7年債入札の需要好調で金利低下

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