イングランド銀グリーン氏、来年3月まで金利据え置き検討を示唆
記事を要約すると以下のとおり。
イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のグリーン委員は13日、金融政策が持続的な物価上昇圧力の抑制には不十分との懸念から、少なくとも来年3月までは金利据え置きを検討していると示唆した。グリーン氏は、MPC外部メンバー4人のうちの1人だ。9月の利下げ時には反対票を投じた。過去1年間上昇を続けてきたインフレ率が上昇していることを考えると、それは懸念すべきことだと述べた。特に、食品インフレ率に触れ、「この経験が人々の行動様式を変えたと思う。」 グリーン氏は、金利上昇が労働市場に圧力をかけており、求職中だが仕事に就いていない人の増加する、市場の「緩み」につながっているとの見方を示した。つまり、利下げのタイミングを数回見送ることだと語った。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース イングランド銀グリーン氏、来年3月まで金利据え置き検討を示唆