エド・ヤルデニ氏「強気派が多過ぎる」-米株価巡る自信に懸念募らす
記事を要約すると以下のとおり。
米株式相場は上昇の一途をたどるとする投資家の揺るぎない自信に対し、ウォール街でも有数の強気派の1人が懸念を募らせている。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が12月の追加利下げに慎重な姿勢を示したにもかかわらず、投資家はほとんど意に介していない。ブルームバーグの集計によれば、これは1950年以降わずか5回しかない急上昇だ。市場心理やテクニカル指標が過熱気味の様子であることがその根拠だ。ただ、年末にかけてはトレーダーが通常楽観的になるため、それも容易ではないかもしれないと語った。これは過去の経験則上で投資家心理が過熱していることを示す別の指標として、米個人投資家協会(AAII)の個人投資家向け週間調査でも強気の見方が示されている。インベスターズ・インテリジェンスのブル・ベア比率Source:YardeniResearch  ヤルデニ氏が掲げる2025年末のS&P500種の目標値は7000で、これは10月31日の終値をおよそ2.3%上回る水準に近い。 S&P500種は200日移動平均線を最大13%上回っており、これは過去の経験則上、相場上昇が行き過ぎていることを示す幅だという。その後、8月には円キャリートレードの巻き戻しによる市場の混乱が広がり、株式は大きく売られた。 「10月の大幅な上昇を消化する過程で、ある程度の下げはあっても不思議ではないが、11月は上昇月になるとみているとリー氏は31日の顧客向けリポートで説明。」センチメントトレーダーのシニア調査アナリスト、ジェイ・ケーペル氏が1920年代までさかのぼってまとめたデータによれば、過去の傾向として、年初から10カ月間で10%強上昇した年は、その後の株式リターンにも好影響を及ぼすことが多いという。 ヤルデニ氏は「現金があるなら、押し目買いを入れるべきだ」と述べる一方、「大幅な下落を予想して売りに出るような駆け引きはすべきではない。
    
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース エド・ヤルデニ氏「強気派が多過ぎる」-米株価巡る自信に懸念募らす
    
							
											





