ゴールドマン・サックス・グループは、中国株の投資判断を「オーバーウエート」に引き上げた。中国政府が打ち出した景気刺激策の効果に期待する投資家のグループに加わった。
ティム・モー氏らストラテジストは5日付のリポートで、当局が政策措置を実施すれば、中国株はさらに15-20%上昇する可能性があるとの見方を示した。また、バリュエーションが依然として過去の平均を下回っていることや、企業収益が改善する可能性、世界の投資家のエクスポージャーが比較的低いことなども指摘した。
ストラテジストらは、最近の景気刺激策発表を受けて「当局が成長減速リスクを抑制するための十分な行動を取ることにより関心を抱くようになったと市場が考えた」と説明した。
刺激策を受け、低迷した株式市場がようやく最悪期を脱したとの期待感から
HSBCホールディングスや
ブラックロックなどによる投資判断引き上げが相次いだ。CSI300指数は9月の最安値から27%上昇しており、祝日明けの8日に中国本土市場が再開した際にこの上昇が続くかどうかをトレーダーらは見守っている。
ゴールドマンはMSCI中国指数とCSI300指数の目標をそれぞれ84と4600に引き上げた。現在の水準から15-18%のトータルリターンとなる。
一方で、財政刺激策推進が予想より弱い可能性や利益確定売り、米国の選挙や関税リスクなどの潜在的な課題について警告を発した。
原題:
Goldman Says Surging Chinese Stocks May Advance Another 20%(抜粋)







