ブラジルのベンチャーキャピタル、アップロード・ベンチャーズは
ソフトバンクグループの支援を受け、人工知能(AI)を活用する企業への投資を強化している。一方、クレジットフィンテックやその他リスクが高過ぎると見なす企業への出資は避けている。
サンパウロに本社を置くアップロードの共同創業者でマネジングパートナーのカルロス・シモンセン氏はインタビューで、「銀行やヘルスケアなどのセクターの幾つかプロセスにおいて、生産性を促進するAIには多くの好機があるが、アグリテックやクレジットフィンテックにはリスクが多い」と述べた。
同氏は2021年、競合他社よりも速いペースでの成長が期待される小規模企業に特化したプライベートエクイティー(未公開株、PE)投資会社コルトン・キャピタルを共同で創業。
同社はその後、起業直後の企業に投資するソフトバンクグループのファンドから22年にスピンオフして設立されたアップロードに組み込まれた。
カルロス・シモンセン氏
Source: Upload Ventures アップロードには現在、投資段階にあるファンドが2本ある。
1本は約1億2000万ドル(約171億円)規模で、起業直後の企業に焦点を絞っている。ポートフォリオには約20社あり、さらに5社程度への投資を目指している。
もう1本のファンドは、すでに複数回の資本調達を行い、同業他社よりも大きな成長が期待できる企業を優先。このファンドには資本2億ドルがコミットされている。
シモンセン氏は「グローバルになり得る地元のハイテク企業や中南米で非常に大きな存在感を示そうとしている企業の株式を買い入れたい」と語った。
原題:
SoftBank-Backed Venture Fund Says It’s Avoiding Credit Fintechs (抜粋)







