トヨタグループの豊田織機TOB、来年2月以降に延期-法的手続きで
記事を要約すると以下のとおり。
トヨタ自動車は6日、同社グループによる
豊田自動織機に対する株式公開買い付け(TOB)の開始時期が2026年2月以降に延期となると発表した。1株あたり1万6300円としたTOB価格変更への言及はなかった。 トヨタグループは6月、グループ内の連携強化を進めることなどを目的に源流である豊田織機のTOB・非公開化を発表。トヨタをはじめとするグループ各社が豊田織株の多くを保有しており、市場は成立の公算が大きいとみていることを示唆している。株式市場においても価格引き上げについて「すごい期待があるわけではないので1万6800円ぐらいで横ばいになっている」と話した。 豊田織機の買収・非公開化はトヨタ不動産、トヨタ、豊田氏が出資する持ち株会社が傘下の特別目的会社(SPC)を通じて豊田織機にTOBを実施する予定となっている。トヨタグループは残りの2割強を集めれば、株式併合によるスクイーズアウトの決議に必要な議決権3分の2以上を確保できる。
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