ドル売りに陰り、新興国ファンドが戦略見直し-キャリー取引にも影響
記事を要約すると以下のとおり。
7月にドルが反発したことを受け、新興国市場の投資家の間では、今後もドル高が続くとの見方が広がりつつある。ドルの反発により、新興国資産への楽観ムードはやや後退した。クーポンが魅力的だからだと述べた。ブルームバーグのドル建て債券指数は7月に2.7%上昇し、6カ月連続の下落に終止符を打った。一方、MSCI新興国通貨指数は1日の米雇用統計が市場予想を下回ったことを受けて下落。1日までの1週間では1%上昇し、ドルを買うポジションを推奨しているという。 また、フィデリティによれば、キャリートレードの調達通貨としてドルを使ってきた投資家も、今後は他の選択肢として、短期金利が米ドルより低い香港ドルや、中国人民元を挙げた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ドル売りに陰り、新興国ファンドが戦略見直し-キャリー取引にも影響