ファイントゥデイのＩＰＯ準備が本格化、年内にも上場申請へ－関係者

ヘアケア製品の「ＴＳＵＢＡＫＩ（ツバキ）」などを手掛ける ファイントゥデイホールディングスが新規株式公開（ＩＰＯ）に向け準備を本格化させている。
ＩＰＯの規模や上場時期などの詳細はまだ確定していないとも関係者は述べた。
バリュエーション（企業価値評価）を巡って投資家と企業側の目線が一致しなかったことも延期の一因だと、事情に詳しい複数の関係者が明かしていた。
関連記事：ファイントゥデイ、東証プライム上場を延期－市場動向などを勘案　　足元の国内ＩＰＯ市場は他地域に比べ盛り上がりを欠く状況だ。
　ファイントゥデイは、資生堂の日用品事業を欧州系プライベートエクイティー（ＰＥ、未公開株）投資会社のＣＶＣキャピタル・パートナーズが2021年に1600億円で買収し、設立された。