フランス政治また混迷、マクロン氏が首相探し-同じことの繰り返しも
記事を要約すると以下のとおり。
フランスのマクロン大統領は、数日以内に新たな首相を任命する見通しだ。 マクロン大統領にとって、首相職を引き受ける人物を見つけること自体は難しくないが、議会内の各会派との接点を見いだせる人選となると、容易ではない。 次期首相は、過去2年足らずで5人目となる。 候補には、前回の内閣改造時にも有力視されたルコルニュ国防相や、ヴォートラン労働・保健・連帯・家族相が含まれる。オランド社会党政権下で首相を務めたベルナール・カズヌーブ氏や、現在の会計検査院トップのピエール・モスコヴィシ氏の名も上がっている。フォール党首はTF1テレビの番組で「左派が再びこの国を率いる時が来た。」同じ番組で、極左の不屈のフランスを率いる政権を支持しない考えを示した。一方、欧州全体のストックス欧州600指数は5.4%上昇している。関連記事:フランス10年債利回り、イタリアを上回る-欧州債市場で歴史的転換 8日に国民議会で行われた不信任決議案の投票結果Photographer:NathanLaine/Bloomberg エドモン・ド・ロスチャイルド・アセット・マネジメントでマルチアセットおよびオーバーレイ戦略を統括するミカエル・ニザール氏は26年の財政赤字を今年の見積もりの5.4%から4.6%に縮小させることを目指し、総額440億ユーロ(約7兆6000億円)規模の歳出削減・増税を提案していた。 極右政党・国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン氏と左派の不屈のフランスはともに、議会の再選挙を求めている。 国民連合のジョルダン・バルデラ党首氏は9日にRTLラジオの番組で「われわれにとっては、解散総選挙しかない」と述べた。12日には、フィッチ・レーティングスがフランスの信用格付けに関する評価を更新する予定だ。
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