米資産運用会社
ブラックロックが14日発表した7-9月期(第3四半期)決算によると、同四半期の流入資金は2050億ドル(約31兆1700億円)で、市場が急騰する中、運用資産総額は過去最高の13.5兆ドルに達した。同社は、プライベートクレジットやオルタナティブ資産分野での事業拡大を進めている。
発表によると、株式・債券・その他上場投資信託(ETF)への純流入額は1530億ドルだった。ブラックロックのETFの運用資産総額は初めて5兆ドルを突破した。長期投資ファンドへの純流入額は1710億ドルで、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の1616億ドルを上回った。
ラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は声明で「ブラックロック、顧客、株主にとって今後の機会規模は、これまで経験したものをはるかに上回ると確信している。勢いを増しながら、季節的に最も強い第4四半期に突入している」と強調した。
調整後1株当たり利益は、前年同期比1%増の11.55ドルで、アナリスト予想平均の 11.47ドルを上回った。
ブラックロックはオルタナティブ資産分野での主導権獲得を目指し、第3四半期初めに、
HPSインベストメント・パートナーズを120億ドルで買収した。この買収により、1650億ドルの顧客資産が追加された。オルタナティブ資産の顧客資産総額は、現在6630億ドルに達する。ブラックロックは今年、2030年までにさらに4000億ドルの資金調達を目指すと表明している。
ブラックロックの株価は、13日までの過去1年間で17%上昇し、S&P500種指数の14%上昇を上回っている。
原題:
BlackRock Hauls in $205 Billion as Private Assets Accelerate (1) (抜粋)




