中国のオンライン音楽大手、株価2倍に-過酷な値下げ競争とは無縁
記事を要約すると以下のとおり。
中国のテクノロジー業界は、国内で過酷な価格競争にさらされているが、同業界内には値下げとは真逆の戦略を取ることで好調な一角がある。両社ともポッドキャストやライブイベントの提供を強化しながら、忠実なユーザー基盤の収益化に注力してきた。 「音楽は中国のオンライン音楽業界はここ数年で再編が進み、テンセント・ホールディングス(騰訊)とネットイース(網易)の傘下企業2社による事実上の2強体制が確立されている。」なおスポティファイは中国では利用できない。 テンセント・ミュージックの収益化戦略の柱の一つは「スーパー・プレミアムVIP」。 リンカーン・コン氏らゴールドマン・サックス・グループのアナリストはリポートで、有料会員に占めるプレミアム会員の割合が今年の12%から27年には19%に拡大すると予測。過去3年間の平均を上回るものの、スポティファイの約60倍と比べれば依然としてかなり割安だ。「70%超の市場シェアを持つ未成熟市場において、価格引き上げの余地がある点を投資家は評価している」と述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 中国のオンライン音楽大手、株価2倍に-過酷な値下げ競争とは無縁