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中国ソーラー業界、採算悪化と貿易摩擦に直面-供給過剰緩和の兆しも

記事を要約すると以下のとおり。

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中国のソーラーメーカー各社は業績不振の大打撃を受けたばかりだが、業界を苦しめている大規模な供給過剰が緩和されつつある兆しもある。
  ロンジ・グリーン・エナジー・テクノロジー(
隆基緑能科技)をはじめとする大手メーカー6社は、ここ数年の工場建設ラッシュで過剰な生産能力を抱え、製品の記録的な値下がりで、1-6月(上期)に計20億ドル(約2900億円)の損失を計上した。
  すでにリストラを余儀なくされている中小メーカーもあり、米国や欧州連合(EU)との貿易摩擦の高まりによって輸出がリスクにさらされる恐れもある。

ロンジのソーラーパネル工場(陝西省西安市)
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg  財務面での痛手は好転の種のようにも見えるが、有意な回復は来年までなさそうだ。ゴールドマン・サックス・グループは、市場のバランスを取り戻す工場閉鎖の波が間近に迫っていると予想。一方、モルガン・スタンレーは、ソーラー機器の価格がすでに底を打ったと考えている。

  ロンジは8月下旬、
ソーラーウエハー価格を引き上げ、「低価格競争の泥沼」から業界を押し出したいと表明。中国メディアの報道によると、
TCL中環新能源科技も3種類のウエハーを値上げすると発表した。
  トリビアム・チャイナのアナリスト、コシモ・リース氏(上海在勤)は「価格がこれ以上下がるかどうかは分からない。この先もかなり苦しい1年になるだろうし、生産能力がクリアされるまでにもっと時間がかかるかもしれない」と述べた。
ダウンサイクル
    中国ソーラー業界の苦境は3年前にさかのぼることができる。パネル需要の急増が価格を押し上げ、野心的な拡張計画が相次ぎ、供給が過剰になった。
  その結果、2023年末には2年前の倍以上となる1154ギガワットのソーラーモジュールを生産できるようになった。ブルームバーグNEF(BNEF)によれば、今年の見込み需要はわずか593ギガワットだ。

Solar Module Supply Surge
Production capacity vastly outpaced demand in recent years

Source: BloombergNEF

 

  世界生産量の約8割を占める中国ソーラー業界の健全性は気候変動との闘いにとって極めて重要だが、同業界の苦しい状況はエネルギーシフトに関連する多くの急成長分野で生産と需要を一致させることがいかに難しいかを浮き彫りにしている。
  米中対立の激化もまた、中国メーカーを圧迫している。米政府は中国のソーラー機器に対する輸入関税を倍の50%に引き上げることを計画しており、東南アジアに工場を設立した
中国企業にも狙いを定めている。
  中国製ソーラー機器の主要市場であるEUと中国の貿易関係も悪化。補助金を巡る対立の激化は、電気自動車(EV)から始まった一触即発の争いに拍車をかけ、豚肉や乳製品、ブランデーにまで広がっている。
  ゴールドマンのトリナ・チェン氏らアナリストはリポートで、「中国メーカーは収益性の悪化と米国・EU市場への参入制限を巡る不確実性に対応している」と指摘。「中国ソーラー業界はダウンサイクルの最終段階に向かっており、25年に循環的な底入れを迎える公算が大きい」との見方を示した。

Solar Profits Turn to Losses
Chinese solar manufacturers suffered as overcapacity drove down prices

Source: Company filings
Note: First half earnings in Chinese yuan

原題:
China’s Troubled Solar Sector May Be Nearing a Turning Point (1) (抜粋)

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[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 中国ソーラー業界、採算悪化と貿易摩擦に直面-供給過剰緩和の兆しも

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