仏財務相、財政赤字の削減目標達成できると強調―市場の懸念を一蹴

フランスで9月初旬にも政権崩壊の可能性がある中、ロンバール経済・財務相は、債務削減計画を軌道に乗せ続けられる限り、金融市場の緊張は和らぐとの考えを示した。
同氏は「投票結果がどうであれ、2026年予算の編成は続ける」と語った。
　フランス10年債の利回り差（スプレッド）は、27日に82ベーシスポイント（ｂｐ、1月以来の高水準となった。
1週間かけ、9月8日の投票で少なくとも棄権に回るよう説得する考えだ。
そうすれば、ドイツ債とのスプレッドも、フランスの債務コストも低下すると確信していると強調した。