実質消費支出22年8月以来の水準、認証不正の反動で自動車購入伸びる
記事を要約すると以下のとおり。
5月の消費支出は物価変動の影響を除いた実質ベースで、2022年8月以来の高い伸びとなった。市場予想(1.2%増)を大きく上回った。総務省は自動車購入の増加について、昨年の認証不正で軽自動車を中心に落ち込んでいた反動増が出たと説明した。国土交通省は認証不正問題を受け、出荷の一時停止を指示していた。「小幅に潜在成長率程度、消費が増えている状況に変わりはない」との見方を示した。 ソニーフィナンシャルグループの森本淳太郎シニアアナリストは電話取材で、ドル・円には米雇用統計の結果を受けて上昇した反動が出ているほか、日本の5月の実質消費支出が強かったことで円が買われている面もあると述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 実質消費支出22年8月以来の水準、認証不正の反動で自動車購入伸びる