波乱含みの市場、石破首相退陣で円と債券に売りリスク-株は思惑交錯
記事を要約すると以下のとおり。
石破茂首相の退陣表明を受け、日本市場は波乱含みの週明けとなる可能性が高い。株式市場でも次期政権への期待と不安が交錯し値動きの荒い展開が見込まれている。 三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、石破首相以上に財政規律を重視する後継者は考えにくいと指摘した上で、財政不安による超長期国債の軟調な展開は今後も続くか、むしろ強まる可能性が高いと述べた。 ATFXグローバル・マーケッツのニック・トウィデール氏は、足元の動きを踏まえて「日銀は年内の利上げを見送る可能性がある」との見方を示した。年内利上げの確率も5割弱にとどまっている。 ピクテ・ジャパンの田中純平投資戦略部長は、政局の先行きに対する不透明感がやや後退したことで、ひとまず上昇する展開が想定されると分析する。米雇用者数、2.2万人増にとどまる-失業率は2021年以来の高水準(3) 後任候補としては、昨年の総裁選で石破氏と決選投票を争った高市早苗前経済安全保障担当相らの名前が取り沙汰されている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 波乱含みの市場、石破首相退陣で円と債券に売りリスク-株は思惑交錯