米スポーツ用品小売り大手
ディックス・スポーティング・グッズが、シューズ小売りの
フットロッカーを24億ドル(約3500億円)で買収することで合意した。トランプ大統領による関税政策の影響を受けてきた両社が統合する。
ディックスはフットロッカーの株式を1株当たり24ドルで取得する。フットロッカー株の14日終値に対して86.5%のプレミアムとなる。フットロッカーの株主は、現金の代わりにディックスの株式を受け取ることも選択できる。
15日の米株式市場でフットロッカー株は一時82%高と急伸。
両社はいずれもスニーカー販売への依存度が高いが、今回の買収はビジネスモデルが大きく異なる2社の統合になる。フットロッカーは、世界20カ国でショッピングモール内を中心に小規模店舗約2400店を展開。一方でディックスは全米の郊外に約800店舗の大型店を構える。
ディックスは買収を通じ、世界市場へのエクスポージャーを大幅に拡大する見通しだ。売上高は80億ドル(現在の売上高の約60%に相当)増加し、サプライチェーンの混乱が続く中でも市場での影響力や価格交渉力の向上が期待される。
ディックスはフットロッカーを独立した事業部門として運営し、同ブランドも維持する方針を示している。
両社はトランプ政権による関税の影響を大きく受けている。ナイキやアディダスなどのブランド商品を多く取り扱っているが、そうした商品の多くは中国やベトナムなどで製造されている。また、関税に伴う物価上昇への懸念から消費者が支出を控えていることも、小売業者にとっては逆風となっている。
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原題:
Dick’s Sporting Goods to Buy Foot Locker for $2.4 Billion (1)(抜粋)






