米中首脳会談が終了、約1時間半にわたり協議-会談終了後に握手
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は30日、韓国で会談した。習氏はそのままAPEC首脳会議に出席する。合意案では、中国が少なくとも1年間にわたりレアアース(希土類)輸出を巡る規制を停止し、米国産大豆の輸入を再開する代わりに、米国が関税を引き下げる内容が盛り込まれている。 また「われわれは長期にわたって素晴らしい関係を築くことになると思う」と述べた。風や波、試練に直面しても、われわれ両国の関係もかじを取る者として、正しい航路を維持し、中米関係という巨大な船を安定して前進させるべきだと強調した。 また、パレスチナ自治区ガザや東南アジアなどでの紛争解決に向けたトランプ氏の取り組みをたたえ、「主要国としての責任を共に担い、平和の追求においてさらに成果を上げることができると語った。」今回の合意は、米中両国が互いに輸出品への関税や規制を応酬してきた数カ月にわたる貿易緊張の一応の決着となる見込みだ。習近平氏(左中央)とトランプ氏が11月1日に実施を警告していた100%関税の棚上げも含まれる。さらに、11月10日に期限を迎える同様の高関税に関する休戦の延長のほか、重要ソフトウエアや航空機部品の幅広い輸出管理措置の一時停止も盛り込まれる見通しだ。 トランプ氏はまた、通商合意の一環として、中国による措置の停止などが含まれる見通しだ。 トランプ氏はまた、ウクライナ侵攻以降にロシアとの関係を強化してきた中国が、本格的な対応に踏み込むとの見方は少ない。 一方、台湾問題を巡っては、トランプ氏は今回の会談を前に議題から外す意向を示唆している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米中首脳会談が終了、約1時間半にわたり協議-会談終了後に握手





