20日午前の米国債相場は上昇。強弱まちまちの内容となった9月の米雇用統計を受けて、12月利下げの可能性が残ったと受け止められた。
利回りは年限全般で低下。10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて4.11%となった。
政府機関の閉鎖により公表が大幅に遅れていた9月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比11万9000人増となり、伸びは市場予想の5万1000人増を大きく上回った。一方、失業率は前月の4.3%から4.4%に上昇した。
関連記事:
米雇用統計、非農業部門雇用者数が予想上回る-失業率4.4%に上昇 (1)
DWSアメリカズの債券責任者ジョージ・カトラボーン氏は「失業率の方が重要で、労働需給の均衡論に疑問を投げかけている」と指摘。「それが国債上昇の理由だ」と述べた。
債券トレーダーの間では、米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に3会合連続で利下げに踏み切るとの見方が強まった。0.25ポイントの利下げ確率はおよそ34%と、失業率の発表前の約20%から上昇した。
原題:
US Treasuries Gain After Unemployment Rate Ticks Higher(抜粋)






