米PCE統計、実質消費支出が年初来の大幅減-物価圧力は抑制
記事を要約すると以下のとおり。
5月の米個人消費支出(PCE)は減少し、インフレ調整後の実質ベースでは1月以来の大幅なマイナスとなった。 インフレは今年これまでのところ落ち着いた推移が続いているが、今後数カ月に加速すると多くのエコノミストは予想している。この日のPCE統計からは、特にサービス分野への家計支出低迷が5月も続いたことがうかがえる。関税発効に先立つ駆け込み需要で3月と4月に急増していた。GDPでは個人消費の軌道を見ると、国内需要はこれまでの想定よりも弱く、景気もそれほど底堅くないことが示唆されると述べた。社会保障給付の減少など、政府からの移転所得が減ったことが影響した。最近の堅調な伸びが続いていることが確認され、消費者に支出を続ける余力があることを示唆した。住宅とエネルギーを除くコアサービス価格指数は0.1%上昇。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米PCE統計、実質消費支出が年初来の大幅減-物価圧力は抑制