英30年債利回りが27年ぶり高水準に迫る、政府に歳出削減圧力
記事を要約すると以下のとおり。
26日の取引で、英国債利回りが27年ぶりの高水準に迫った。 英国市場が祝日で休場だった25日、米長期債利回りが上昇しており、この動きを英国債は最近売り圧力にさらされ、秋季財政報告を控えるリーブス財務相の苦悩を深めている。リーブス氏は予算削減か増税を打ち出さざるを得ない状況だ。英2年債と30年債の利回り格差は164bpに拡大し、終値として2017年以来の水準に近づいている。一方で、リーブス氏が手の内を明かすまでは、インフレ期待の高まりと財政リスクプレミアムの上昇により30年債利回りは上昇が見込まれ、2年債と30年債のスプレッドは一段と拡大する公算が大きいとの見解を示した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 英30年債利回りが27年ぶり高水準に迫る、政府に歳出削減圧力