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試されるFRB、リスク志向のウォール街が金融政策の影響力問う

記事を要約すると以下のとおり。

マネーの価格、つまり米連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利は普段、ウォール街で注目の的だ。
 今年の市場は、パウエルFRB議長の意向を確かめることなくリスクを取りに行っている。
 このうち株式向けが4750億ドルを占め、同時にミューチュアルファンドからは資金が流出。
 ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は最近、「リスク選好の状況を見ると、政策金利が極端に制約的だとはとても感じないと述べた。」
 FOMCが17日に広く予想される利下げを実施したとしても、中央銀行の協調があろうとなかろうと、投資資金はリスク資産に突き進んでいるという事実が確認されるだけになるかもしれない。
米国の労働者は給与の一部を退職年金に拠出してきたが、その資金の行き先が変化した。
 経済や市場の動向ではなく、カレンダーに沿って流れ込む安定資金を強調する「非弾力的需要」という言い方もある。
 金融政策が無意味になったわけではない。
ただし、リスクを指揮するのがFOMCだけという見方は単純過ぎる。
それでもS&P500種は12日、小反落ながら史上最高値圏で引け、週間では1.6%上昇した。
多くの投資家は今やETFを現金に近い存在と見なし、レバレッジをかけたり流動性の低い資産を組み込んだりしていても、流動的かつ売買しやすいと考えている。
投資信託協会(ICI)のデータによると、米国人の確定拠出年金残高は1-3月期末時点で12兆ドルを占めた。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 試されるFRB、リスク志向のウォール街が金融政策の影響力問う

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