遠のくマイホーム、米初回購入者の年齢40歳に上昇－価格と金利が壁に

米国において初めて住宅を購入する人の年齢中央値が40歳に上昇し、過去最高となった。
21年の中央値は33歳だった。
若年層の多くが手元資金の不足により住宅取得に苦戦する一方で、年齢が高く裕福な層は、より多くの頭金を入れたり、現金で購入することが可能になっている。
一方で、住宅ローン金利は21年末の水準の約2倍に達している。
　過去1年間において、初回購入者が市場全体に占める比率は21%と、NARがデータを取り始めた1981年以降で最も低い水準となった。