金相場の歴史的高騰、新興国に追い風-ガーナ格上げ・南ア株大幅高
記事を要約すると以下のとおり。
金価格の力強い上昇は、新興国全般に思わぬ恩恵をもたらしており、金の産出国や購入国への投資家の信頼を押し上げている。新興国の多くは世界有数の金購入国でもあり、金の高騰は強気姿勢を維持する新たな理由となっている。ゴールドマン・サックス・グループは今月のリポートで、南アの鉱業の強さを同国の株・債券相場に上昇余地がある主因として挙げた。 ウッド氏は、ウズベキスタンが主要な金産出国であり、かなりの金準備を保有していることから、同国通貨に強気姿勢を示した。通貨ランドは1年ぶりの高値圏にあり、10年国債利回りは約7年ぶりに9%を下回った。 ガーナも金高騰の恩恵を受けている。 同氏はまた、金価格上昇は通常、リスク資産全般を押し下げる広範な動きの一部だが、今回はドル安と金融環境の緩和が重なっているためだと指摘。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 金相場の歴史的高騰、新興国に追い風-ガーナ格上げ・南ア株大幅高