韓国大統領選、最大野党勝利なら外交姿勢慎重に-対日関係に緊張も
記事を要約すると以下のとおり。
6月3日に予定されている韓国大統領選挙では、最大野党「共に民主党」から出馬する李在明氏がリードしている。 一方で、李氏は最近、保守政権が進めた米国や日本との関係を後退させる意図はないとしつつ、米国との関係だけに「一方的」に縛られるわけにはいかないとも述べている。 神田外語大学の阪田恭代教授は、李氏が依然として韓国の進歩系政治家として行動しており、米国を第一に据えつつも一本足の外交は避ける姿勢を示していると述べる。また、北朝鮮の脅威に備えるため、1991年に撤去された米国の戦術核兵器の再配備を主張している。 日本による朝鮮半島の植民地支配を経て、日韓が国交を正常化してから60年の節目にあたる中、日本では李政権が誕生するかどうか注目が高まっている。 李氏は、日本政府との間にしっかりした関係を築くための土台を整えたいと語っている。
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