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4000ドル突破した金相場、中国の追い風に-米ドル支配に対抗

記事を要約すると以下のとおり。

金相場の 急上昇は、米国中心の金融市場への依存を抑えたい中国にとって追い風となる。
上場投資信託(ETF)を通じて容易に投資できるようになったほか、各国の中央銀行による買いが、上昇相場を支えてきた。
8日には、米財政安定への懸念なども材料に、金融引き締めには慎重な姿勢を示すとみられているため、日本銀行は当面ハト派的な政策を維持する可能性が高く、その結果、円安圧力が強まり、実物資産である金の魅力が一段と高まると、ペッパーストーングループの調査ストラテジスト、ディリン・ウー氏は指摘する。
金上昇を好機と捉え、動いている。
外国政府に対しては、中国国内に金を保管するよう働き掛けた。
金地金を製造(中国・安徽省)Photographer: GuoShining/VCG/GettyImages  スタンダードチャータードの大中華圏・北アジア担当チーフエコノミスト、丁爽氏は、「あらゆる要素が整っている。」
抵抗が最も少ない今、金融システムで自国の役割を推進したいと考えていると説明した。
金は人民元の使用を促すとともに、香港の活性化にも寄与し得る。
金の取り込み拡大を通じて中国が自国市場・通貨の魅力を高められるといった考え方を補強する材料でもある。
香港の宝飾店内の金地金Photographer:LamYik/Bloomberg  中国は国際金融システムの一部を、米国の支配から切り離そうとしていると指摘。
米国が自らの信頼性を損なう中で、中国は「並行的な金のシステムを構築する好機とみている可能性がある」。
銅や石油の人民元建ての取引は完全には開放されておらず、人民元決済は増えているものの、中国を含まない第三国間の貿易では依然として主流の通貨になってはいない。
中国当局は、適格国内機関投資家による海外資産への投資を認める制度などを通じ、ほとんどの資金流出経路を管理している。
関連記事:金4000ドル突破、3年にわたる上昇局面を5つのチャートで検証原題:Gold’sRallyIsHelpingChinaChallengeTrumpandtheDollar(抜粋)—取材協力TianChen,SybillaGross,JoshXiao,HelenSunandAyaWagatsuma。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 4000ドル突破した金相場、中国の追い風に-米ドル支配に対抗

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