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IGとフォーランドが法廷闘争、取り消されたLMEニッケル取引巡り

記事を要約すると以下のとおり。

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アジアを拠点とする自己勘定投資会社フォーランドは、2022年に起きたニッケル市場のショートスクイーズ(踏み上げ)で生じた未払い利益の返済を求め、
IGグループ・ホールディングスと争っている。
  この訴訟は、ロンドン金属取引所(
LME)が22年3月にニッケル市場の
取引を停止し、記録的な高値で行われた数十億ドル相当の取引を
取り消すという前例のない決定に端を発している。これを巡ってはエリオット・インベストメント・マネジメントやAQRキャピタル・マネジメントも訴えを起こしている。フォーランドの訴訟はLMEを相手取ったものではなくブローカーが相手という点で他とは異なる。
  ニッケル価格高騰時の強気な投資ポジションから生じた約2260万シンガポール・ドル(約24億4800万円)の利益をフォーランドに支払わない決定をIGアジアが下したことを巡り、両社は争っている。フォーランドがIGアジアを相手にシンガポールで起こした訴訟では、裁判所が7月にIGの決定を支持する判断を下した。ブルームバーグが入手した裁判記録によると、フォーランドはこれを不服として先月控訴した。
  フォーランドは、ニッケル価格が急上昇する以前から強気なポジションを取り、3月8日にIGを通じそれらの取引を決済。当時、ニッケル価格は1トン当たり10万ドルを上回る高値を記録していた。しかし、LMEがその日の取引を取り消したため、IGはフォーランドからの資金の引き出し指示を拒否。その後決済取引自体を取り消したことが書類から明らかになっている。

  LMEニッケルは13日、1トン当たり1万6000ドルをやや下回る水準で取引されている。
  フォーランドの担当者はコメントを控えた。IGアジアの広報担当者は進行中の訴訟についてはコメントできないとした。
  ほとんどの投資家は専門ブローカーや銀行を通じてLMEに直接アクセスしているが、フォーランドはIGと個別に締結した差金決済取引(CFD)の契約を利用していた。同社は訴状で、LMEが取引をキャンセルしたことは、CFDの支払いに関するIGの契約責任とは無関係だと主張した。
  シンガポールの裁判所判事は、IGがそれらCFDについてLMEのニッケル価格を参照していること、ゴールドマン・サックス・グループとマッコーリー・グループを通じてLMEでのエクスポージャーをヘッジしようとしたことなどを挙げ、フォーランドの主張を退けた。

  同判事は、原資産の市場が売買停止となった後、IGアジアは契約上、フォーランドへの支払いを拒否する権利を有すると判断したが、決済取引自体を解消したことは不当だとし、シンガポールと日本にあるフォーランドの各法人に1000シンガポール・ドルを支払うようIGに命じた。ただ、IGの約款違反により損失を被ったことをフォーランドが証明していないとも判断した。
  フォーランドはシンガポールと日本で投資およびトレーディング事業を展開している。シンガポールを拠点とするIGアジアは、ロンドンに上場しているIGグループの傘下にある。
原題:
Nixed London Nickel Bets At Center of $17 Million IG Lawsuit(抜粋)

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[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース IGとフォーランドが法廷闘争、取り消されたLMEニッケル取引巡り

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