【日本市況】円上昇、米大幅利下げ観測根強い-債券と株式は上昇
記事を要約すると以下のとおり。
18日の日本市場では円が上昇。4年半ぶりの利下げが見込まれており、焦点は利下げ幅が通常の25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)なのか、50bpの可能性もあるとのメッセージを市場に出したのだろうと述べ、それが市場のメインシナリオになってしまっていると指摘。9月の米利下げ、市場の予想は50bpに傾く-小売売上高発表後も国内為替・株式・債券相場の動き円は対ドルで前日比0.4%高の3万6380円17銭新発10年債利回りは0.5bp低い0.5%高の141円58銭-午後3時24分時点東証株価指数(TOPIX)の終値は0.82%長期国債先物12月物の終値は3銭高の144円88銭為替 東京外国為替市場の円相場は上昇。 米金利スワップ市場では、FOMCで50bpの利下げが決まる確率が5割以上を維持している。 ニッセイアセットマネジメント戦略運用部の三浦英一郎専門部長は「FOMCで50bp利下げの可能性があり、じわじわと買いが入っている。」 日銀は午前の金融調節で、定例の国債買い入れオペを通知した。オペ結果によると、5年超10年以下、10年超25年以下の応札倍率が前回オペから低下し、需給の改善を示した。一方、FOMCを前に円相場のボラティリティーが高まる可能性が意識され、午後には一時下落に転じる場面があった。 ピクテ・ジャパンの糸島孝俊ストラテジストは、投資家は米金融政策決定後に円相場が変動するリスクを警戒していると話していた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】円上昇、米大幅利下げ観測根強い-債券と株式は上昇