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日銀利上げ観測再び、自民総裁選での石破氏勝利で-市場関係者の見方

記事を要約すると以下のとおり。

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自民党が27日の総裁選挙で石破茂元幹事長を新総裁に選出したことを受けて、円は急伸、日本の国債先物は下落、日経平均先物も値下がり。

自民総裁に石破氏、「新しい資本主義」加速へ-岸田路線を継承
  市場は高市早苗経済安全保障担当相の勝利を織り込んでいた。高市氏は今週、日本銀行の利上げを公に
けん制しており、円の下落と日経平均株価の回復につながっていた。
アナリストやストラテジストのコメントは以下の通り:

TDセキュリティーズのマクロストラテジスト、アレックス・ルー氏:
円強気派が活気づいている。石破氏は過去の発言から、金融政策におけるタカ派として知られている。この日の総裁選の結果を受けて、日銀は今年12月に再び利上げを実施し、日米金利差の縮小でドル・円相場は140円の水準に戻る可能性があるとの当社の確信は強まった。当社の見解に対するリスクは、石破氏が有権者の信任を確保しようと総選挙を突如呼びかけることで、そうなれば日銀は年内いっぱい行動を見合わせるだろう。
スカンジナビスカ・エンスキルダ・バンケン(SEB)のユージニア・ビクトリノ氏:
日銀政策正常化への政府の抵抗に関する不透明感が取り除かれることで、円は再び上昇する可能性がある。全体として、日銀の政策が再び支配的な材料になりつつある。この日の政治的不確実性が今後24時間を超えて市場に影響を及ぼす可能性は低かった。
クレディ・アグリコルCIBのストラテジスト、バレンティン・マリノフ氏:

新自由主義的な石破氏の予想外の勝利は、円強気派を勢いづかせる可能性がある。日銀の政策正常化がさらに進むとの期待が高まる可能性があるためだ。次の行動は早ければ10月にもあり得る。
さらに、過去10年の日本経済史を定義づけてきた「アベノミクス」の積極財政から逸脱する可能性は、円キャリー取引に一定の重要な影響を及ぼす可能性がある。特に、債務削減の取り組みや企業再編の波が起これば、長期的に円へのレパトリエーションが誘発され、円キャリー取引に打撃となり得る。

ロンバード・オディエ・シンガポールのシニアマクロストラテジスト、ホーミン・リー氏:

マーケットにはちょっとしたサプライズだったろう。決選投票前は高市早苗氏のモメンタムが強かったからだ。アベノミクスをあまり積極的に継承するのは後の総選挙で裏目に出る可能性があると、自民党の多くが計算したのかもしれない。ここ数年の円安に対する不満が広がっていることを考慮したのだろう。
漸進的な政策正常化を目指す日銀の現行方針を、次期石破内閣は広く支持するものと思われる。そのために円は向こう数カ月、押し上げられるだろう。12月に0.25ポイントの追加利上げ、ドル・円は12カ月内に135円に下げるという当社の基本シナリオは変わっていない。

サクソ・マーケッツの為替戦略責任者、チャル・チャナナ氏:
これで円はまた利回り格差トレードに戻る。石破氏は「アジア版北大西洋条約機構(NATO)」を提唱したことがあるため、日本の防衛関連銘柄が大きな焦点になり得る
オルタス・アドバイザーズのストラテジスト、アンドルー・ジャクソン氏:

円の急上昇に見られる通り、市場は石破氏選出のニュースに劇的に反応している。直前まで市場が高市早苗氏の勝利に備えていたことは間違いない。従って今では銀行株が再び選好されるようになり、輸出企業の株は売られるようだ。
石破氏は著しく右寄りで、軍事マニアとして知られる。だから関連銘柄の順調は続くと考えられる。また高市氏ほど対中タカ派ではないようなので、日中銘柄にもまだ余地があるだろう。

原題:
Bets Back on for BOJ Hikes After Ishiba’s LDP Win, Analysts Say(抜粋)

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[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日銀利上げ観測再び、自民総裁選での石破氏勝利で-市場関係者の見方

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