米短期金融市場の金利が7-9月(第3四半期)末に急上昇した。米金融システムを支える配管で流動性圧力が高まる兆しがうかがえる。
銀行がレポ取引を抑制し、規制目的のバランスシート強化に動く月末や四半期末にボラティリティーは急上昇することが多いが、今週の変動はそれを超える大きさだった。これを受け、量的引き締め(
QT)を通じて、米金融当局がどれほど長く金融システムから流動性を除去できるか議論が促された。
バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)の外国為替・マクロストラテジスト、ジョン・ベリス氏は1日の顧客向けリポートで、「総合的に考えると、米金融当局がQTを通じてバランスシートのランオフ(償還に伴う保有証券減少)を続ける状況では、懸念が生じる」と指摘した。
ニューヨーク連銀のデータによると、翌日物レポ取引の参照レートである担保付翌日物調達金利(SOFR)は9月30日に4.96%に上昇。翌日物GC(非特定銘柄取引)レポ金利もこの日一時5.9%に達し、マネー・マーケット・ファンド(MMF)業界にとって主要な流動性提供源であるスポンサード・レポの需要が膨らんだ。
ニューヨーク連銀の担当者はコメントを控えた。
原題:
US Funding-Market Volatility Surges as Wall Street Eyes Fed’s QT(抜粋)







