トルコはインフレ期待と足元の物価上昇の抑制にまだしばらくかかる見通しだと、同国中央銀行のカラハン総裁が述べた。同中銀はこの2つを政策判断の主要な指標に据えている。
トルコ中銀のカラハン総裁
Photographer: Christopher Pike/Bloomberg カラハン氏は3日、アンカラのトルコ議会で、インフレ期待が中銀の見通しに収束する必要があるほか、月間のインフレが「恒久的かつ顕著に」減速することが求められると主張。「両方の基準について、まだ一定の距離があるというのがわれわれの判断だ。従って、金融引き締めの維持を継続する」と述べた。
家計と企業のインフレ期待は中銀が望む以上の水準で高止まりしており、これがインフレ押し下げの取り組みを阻んでいる恐れがあると、中銀は指摘している。
カラハン氏発言前に発表されたトルコの9月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比49.4%と、8月の52%から低下したが、ブルームバーグが調査したアナリストの予想ほどではなかった。前月比のCPI上昇率は2.97%だった。
議員からの質問に対し、カラハン氏は前月比の上昇率は中銀が見込んだよりも高かったと指摘。金融政策姿勢について中銀は声明で「明確なガイダンス」を示しており、「非常に多くのデータ」に基づき判断を下していると語った。
原題:
Turkey’s Top Banker Wants Progress on Key Criteria Before Easing(抜粋)





