中国10年国債の利回りが米国債を大きく下回っている。米国が関税を強化する可能性を踏まえ、中国共産党指導部が景気浮揚策として追加利下げを示唆したことを織り込み、利回り格差が拡大した。
中国10年債利回りは米国債を245ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下回る水準となり、その開きは2002年以来の大きさとなった。
共産党中央政治局は今週、「
適度に緩和的」な金融政策を25年に行うと表明。約14年ぶりとなる政策転換を図ったことから、中国国債の利回りが大きく下げ、過去最低を更新した。
BNPパリバの大中華圏外国為替・金利戦略責任者、王菊氏は、中国人民銀行(中央銀行)が「金融緩和をさらに進め、国債供給量を増やすことを容易にする」と予想されていると指摘した。
原題:
China’s Yield Discount to Treasuries Reaches Widest Since 2002 (抜粋)






