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「眠れる巨人」FX目覚める、為替取引再び人気-トランプ関税で一変

記事を要約すると以下のとおり。

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トレーディング会社
オプティバーホールディングのティム・ブルックス氏(ロンドン在勤)が通貨を売買するようになって10年。活発な取引は通常、他の市場で起きていると感じることが多くなっていた。
  ブルックス氏と同氏のチームは、為替レートの突然の動きから素早く利益を生み出す上で、ボラティリティに依存している。しかし2008年の世界金融危機以降、劇的な変動はほとんど見られなくなった。当時、主要中央銀行は協調する形で利下げを開始し、その後利上げを実施した。昨年の日本銀行による予想外の利上げを受けた
円急騰のように、一連の興奮をもたらす動きは時折あっても、為替取引はスポットライトを株式や債券のデスクに奪われていた。
  ドナルド・トランプ氏が世界貿易を揺るがすことになる公約を掲げて米大統領に返り咲き、状況は変わった。カナダ・ドルとユーロがそれぞれ貿易の脅威で突如、乱高下し始めた。関税が迫っているとの観測が強まると下落し、トランプ氏が猶予措置を発表すると上昇した。そしてドル高が進行。米金融当局は他の中銀からデカップリングし、他中銀が利下げを継続する中でも金利据え置きを続けると示唆している。
  オプティバーの1日当たり平均外国為替取引量は2024年の水準から倍増し、ブルックス氏は自身がトレーディングフロアの心臓部にいることに気づいた。同社は数カ月前、高まる需要に応えるため24時間体制に移行した。トレーダー1人はシンガポールで為替取引を開始するために同国に異動になったほか、コモディティーデスクからブルックス氏の外国為替チームに加わった従業員もいる。

  「私のキャリアの大半において、FXは最もボラティリティーが低く、投資家の関心が最も低い資産クラスだった」とブルックス氏。「価格変動の可能性が高まっている今、投資家の関心も高まっている」と述べた。研修員としてオプティバーに加わった同氏は現在、外国為替オプション取引を統括する。
 

Daily Options Trading Surges
Options volume, daily average

Source: Depository Trust & Clearing Corp. data compiled by Bloomberg

  こうした新たな熱狂は、オプティバーだけでなく、金融セクター全体に広がっている。
ウェルズ・ファーゴは1月、外国為替取引のベテラン、エンリケ・パヤン氏をドイツ銀行から起用し、通貨オプションチームの責任者とした。シティグループはロンドンとシンガポールの通貨デリバティブデスクを強化し、バークレイズからトレーダー2人を引き抜いた。
  取引所運営会社の
CMEグループによると、1月は通貨オプション取引が2020年2月以来の活況となり、1日当たりの取引量は昨年初めと比べて75%増加した。金融分析会社
コーリション・グリニッチでは、銀行の先進国通貨取引関連収入が2年連続で増加すると予想。一方でソブリン債やコモディティーを扱うチームの収入は減少すると見込んでいる。

  資産運用会社ニューバーガー・バーマン・グループのフレドリック・レプトン氏は、「FXは眠れる巨人だったが、当社ではFXが付加価値を生むと考え、ポートフォリオで重視している」と話した。
  シティグループによれば、1日当たりの取引が7兆5000億ドル(約1139兆円)に上る外国為替市場にボラティリティーが戻ったことで、ヘッジファンドの関心も再燃。一部アジア通貨の取引高は米選挙以降に過去最高を記録している。為替取引だけに特化したファンドの数は超低金利時代に急減したが、わずかに残っているファンドには資金が流入していると、データを追跡するバークレイヘッジは報告している。
  この仕事は世界金融危機のときに「セクシーさのピーク」に達したと、2014年までドイツ銀行でグローバル為替デスクを率いていたケビン・ロジャース氏は話す。「トレーディングフロアで信頼性を持つという意味で、あの時期がスイートスポットだった」と現在は独立コンサルタントとして働くロジャース氏は語った。

Flagging Interest
Number of hedge funds focused on foreign exchange

Source: BarclayHedge

  ここ数年に為替デスクの人員は著しく減少した。多くのトレーダーがアルゴリズムに取って代わられ、居残り組は若手となる傾向にある。しかし、ヘッジファンドの取引意欲が高まっていることから、銀行は再び為替トレーダーの採用を進めている。
  オールスプリング・グローバル・インベストメンツのポートフォリオマネジャー、ローレン・ファンビリヨン氏は「90年代に戻っているような感じがする」とし、「ボラティリティーを経験したことがないトレーダーが一世代全体を占めている」と続けた。
原題:
Trump Tariffs Make FX Trading Cool Again After Years of Decline(抜粋)

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[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 「眠れる巨人」FX目覚める、為替取引再び人気-トランプ関税で一変

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