「安保ただ乗り」、トランプ政権幹部が流出チャットで露骨な欧州蔑視
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米政権幹部による非公開のやり取りが流出したことで、イエメンの親イラン武装組織フーシ派に対する攻撃計画を策定する様子が垣間見えた。これによると、バンス、ヘグセス両氏は米国によるフーシ派攻撃に懸念を表明し、「自分はただ、また欧州を救うことになるのが気に入らないだけだと説明。」 これに対し、ヘグセス氏は「副大統領、欧州のただ乗りを嫌悪するあなたの気持ちはよく分かる。」 このやり取りは、トランプ政権幹部のグループチャットに誤って追加されたアトランティック誌のジェフリー・ゴールドバーグ編集長が受け取ったメッセージの一部だ。 欧州諸国の防衛費や対ウクライナ支援拠出が十分でないと非難するトランプ大統領に対し、欧州の不安は既に深まっていた。米国に対する欧州の疑念をいっそう強めた。ウォルツ大統領補佐官、バンス副大統領、ヘグセス国防長官(13日、ホワイトハウス)Photographer:AndrewHarnik/GettyImages アトランティック誌の記事について、スウェーデンのビルト元首相は「驚くべき話だ」とX(旧ツイッター)に投稿。 国家安全保障会議(NSC)会議のヒューズ報道官は欧州との関係について、コメントの要請には応じなかった。 「情報の受け手が最善の手法を用いていないことが示唆されるのは、それが何であっても懸念すべき事態だと元情報機関幹部で現在は米戦略国際問題研究所(CSIS)バイスプレジデントのエミリー・ハーディング氏は述べた。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 「安保ただ乗り」、トランプ政権幹部が流出チャットで露骨な欧州蔑視





