テスラ１－３月納車台数減少、３年ぶり低水準－「反マスク」響く

電気自動車（ＥＶ）メーカー、米 テスラが発表した1－3月（第1四半期）の販売台数は前年同期比で13％減少し、ほぼ3年ぶりの低水準となった。
　今回の数字はテスラの事業が年初にどれだけ混乱したかを物語っている。
マスク氏が国際政治に関与したことに対し、米欧各地で抗議行動が起きたことも大きな要因となった。
米大統領選でのドナルド・トランプ氏勝利後数週間に最高値を付けて以降、1日終値時点で44％値下がり。
テスラは2024年に納車台数が約10年ぶりに減少した後、再び成長軌道に戻るとの見通しを示している。
しかし、テスラは競合他社の多くよりも悪い結果となった。
ＢＹＤのバッテリーＥＶとプラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）の納車台数は1－3月に58％増加した。