米消費者マインドが大幅に悪化、インフレ期待は急上昇－関税懸念

米消費者のセンチメントは4月に、約3年ぶりの低水準に落ち込んだ。
過去最低は2022年6月に付けた50。
　パンセオン・マクロエコノミクスのサム・トゥームズ氏はリポートで、「消費者は悲観的な見方を強めた。」
所得の見通しも悪化した。
　ブルームバーグ・エコノミクスのエコノミスト、イライザ・ウィンガー氏は、「関税による物価への影響がより明確になるまで、消費者の強い不安感は続くだろう。」
1月末以降、消費者マインド指数は21ポイント近く下げている。
家計状況の見通しは過去最低を更新した。