イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のマン委員は、今月と前回のMPCで利上げを支持した理由について、市場での急激な動きにより金利が低下し、金融情勢の緩和が十分になったためと述べた。CNBCの14日のインタビューで発言した。
マン氏は、市場の金利見通しの変化、「堅調な」雇用統計、物価上昇率の上昇を指摘した。同氏は「市場は 75 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の金融緩和を織り込んだが、私は 50 bpしか求めなかった」と述べた。
トランプ大統領の貿易戦争により経済見通しに不確実性が高まり、市場はイングランド銀の利下げペースの加速を予想した。だが、イングランド銀がタカ派的な姿勢を強め、米政権も多くの関税の多くを一時停止したことから、予測は
一部後退している。
イングランド銀行金融政策委員会のマン委員
Photographer: Hollie Adams/Bloomberg 元シティバンクのエコノミストだったマン氏は、昨年までイングランド銀の政策当局者の中で、最もタカ派と見なされていた。だが、2月には突然、50bpの大幅な利下げを支持し、投資家を驚かせた。その後、3月と5月のMPCでは、他の当局者が25bpの利下げを支持する中、マン氏は利上げを支持した。
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インタビューでマン氏は、現在のような変動の激しい時には、25bpという政策金利の小さな引き下げでは「効果が見えなくなる」と指摘した。同氏は、イングランド銀チーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏らMPCメンバーとは対照的に、より大きな措置を取る積極的な金融政策を主張している。
マン氏は、企業の価格決定力がさらに弱まる兆候が見られるまで、追加の金融緩和に賛成しない意向を示した。近年圧迫されてきた利益率を回復させようとする企業の動きを警戒している。
同氏は「価格決定力の喪失を確認する必要がある。企業が価格設定において、より慎重になり始めていることを見極めなくてはならない」と述べた。
原題:
BOE’s Mann Says Market Moves Stopped Her Backing More Rate Cuts(抜粋)







