20年国債入札が不調、応札倍率12年以来の低水準、テールも急拡大
記事を要約すると以下のとおり。
財務省が20日に実施した20年利付国債入札は不調となった。関連記事:日本債券:20年利付国債の過去の入札結果(表) 日銀は20日に銀行と証券会社、21日に機関投資家などの実務担当者との債券市場参加者会合を開催する。6月の金融政策決定会合で行う国債買い入れ減額計画の中間評価に向け、日本の国債や財政政策の議論にどのような影響を与えるか注視していた。買い手不在 みずほ証券の大森翔央輝チーフ・デスク・ストラテジストは、20年債入札が弱い結果となり、10年債や30年債への金利上昇圧力もかかるとし、「こうなってくると超長期債の需給懸念はさらに高まるだけ。」 三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、財政拡張リスクや流動性低下により30年債と40年債が売られ、地合いの悪さが超長期債の中でも比較的安定していた20年債に波及したと指摘。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 20年国債入札が不調、応札倍率12年以来の低水準、テールも急拡大