米国債にライバル登場、利回り上昇した日本国債に存在感－ドイツ銀

ドイツ銀行によると、投資家の需要を巡る米国債のライバルとして日本国債の存在感が増している。
　「米国債利回りが軒並み急上昇した。」
日本銀行が巨額の国債買い入れを縮小する中、投資家不在への懸念が強まった格好だ。
関連記事：日本の30年国債、値下がりで買いの好機－バンガードとブルーベイ　　「日本国債の価格低下は米国債市場に影響し、より深刻な問題になるとサラベロス氏は指摘。」
何年も続いた超緩和金融政策の結果、国内投資家は国外資産に高い利回りを求めた。
　21日の市場で30年債利回りは一時6ベーシスポイント（ｂｐ、1ｂｐ＝0.5％上昇の143円70銭付近で推移している。