イランが報復攻撃、イスラエルにミサイル数百発発射-米軍が迎撃支援
記事を要約すると以下のとおり。
イスラエルによる核施設攻撃に対する報復として、イランはミサイル数百発をイスラエルに向けて発射した。 イランによる今回の攻撃は、同国政府によれば数百発の弾道ミサイルを含む大規模なもの。原油相場が急伸し、安全資産への需要で金相場は大幅上昇。国営テレビで放映された録画メッセージで「イスラエルの方から戦争を仕掛けてきたのだ。」中部ナタンズのウラン濃縮施設や北西部のタブリーズが攻撃を受けたと、イランの核濃縮プログラムの中枢に打撃を与えたという。 イラン国営テレビによれば、首都テヘランやナタンズで複数の爆発音が聞かれ、精鋭軍事組織の革命防衛隊本部でも火と煙が上がった。 イスラエルのイランへの攻撃は昨年10月以来で、2期目のトランプ米政権発足後では初めて。IAEAのグロッシ事務局長が13日、国連安全保障理事会で明らかにした。米との核協議について中止を明言していない。米との協議中断が合理的とイラン国会議員 イランのメディアによると、イスラエルによる攻撃で少なくとも95人が負傷し、テヘラン郊外にある複数の集合住宅が被害を受けた。イランの国連大使は、今回の攻撃で78人が負傷した。事態の悪化を非常に懸念-スターマー英首相 英国のスターマー首相はイランの核開発計画について英国は「深刻な懸念」を抱いてきたと述べ、イスラエルの自衛権を支持した。だからこそ、ドイツやフランスとともに、緊張緩和が今まさに必要だと明確に認識していると述べた。イランは「手遅れになる前」に合意を-トランプ氏 トランプ大統領は「この殺りくを終わらせる時間はまだある。ロシア、事態のエスカレート非難 ロシアはイスラエルとイランの急速なエスカレートを非難した。イスラエルの攻撃は何重もの層で保護されているイランのタスニム通信が同国原子力エネルギー当局の話として報じたところによると、施設外に放射能・化学汚染が広がっていることもない。ナタンズはテヘランの約300キロ南に位置する。事前に承知とトランプ氏 イスラエルのイランへの攻撃後、トランプ大統領はイランが交渉のテーブルに戻ると期待しているが、同国が核爆弾を持つことはできないとの立場を繰り返し表明した。米国は関与せず ルビオ国務長官は声明で、「われわれはイランへの攻撃に関与していない。」 「イスラエルは今回の行動が自衛のために必要だと考えているとわれわれに伝えてきた。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース イランが報復攻撃、イスラエルにミサイル数百発発射-米軍が迎撃支援