ルノー激震、CEO退任でリーダー不在に-再建巡り不透明感
記事を要約すると以下のとおり。
フランスの自動車メーカー、
ルノーのルカ・デメオ最高経営責任者(CEO)の退任が決まり、同社の再建路線に不透明感が広がっている。 デメオ氏の退任は、世界の自動車産業が困難に直面する中で再建を進めていたルノーにとって、大きな打撃だ。 ラフィナンシエール・ドレシキエのファンドマネージャー、アングラン・アルタズ氏は「ケリングにとっては明らかに好材料だが、ルノーにとっては悪いニュースだ。」 デメオ氏は、「ルノーを新型コロナウイルス禍後の危機から立て直したデメオ氏は2月、EV「ルノー5」や「ダチア」ブランドのスポーツタイプ多目的車(SUV)「ビッグスターなどの新型車を軸とした中期計画を策定中だと説明した。 デメオ氏がCEOに就任した2020年半ば、ルノーは1-6月(上期)としては過去最大の赤字を計上し、約1万5000人の人員削減を発表するなど危機的状況にあった。ブルームバーグは5月、日産が1兆円規模の資金調達の一環として、保有するルノー株の一部売却を検討していると報じた。仏財務省の当局者は、政府も次期CEO選出に関与するとしている。
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