ドル安が一服も、関税によるインフレ加速と米利下げ先送りで－ＩＮＧ

関税措置に伴うインフレ加速と米利下げの先送りを受け、ドルは今後数カ月間に上昇基調をたどる見通しだと、ＩＮＧの為替戦略責任者、クリス・ターナー氏は指摘した。
  　　ターナー氏の見方は、市場全体のコンセンサスと異なる。
ブルームバーグ調査の予想中央値は7－9月（第4四半期）が3.1％、10－12月（第3四半期）が3.3％となっている。
　ターナー氏は「失業率が低水準にとどまれば、ドルに対する弱気姿勢はピークである可能性がある」とする一方、「労働市場が崩れ始めれば、一段のドル安を見込む動きが強まるかもしれないと語った。