欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス中銀総裁は、ユーロの大幅上昇を受けて、インフレがECB目標を下回るリスクが高まっているとの見方を示した。
ビルロワドガロー氏は、経済会議が行われているフランスのエクサンプロバンスでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、年初来のユーロの上昇ペースを見ると、政策当局者として「傍観」というアプローチを取るわけにはいかないと述べた。
同氏が引用した試算によれば、10%の通貨高が続くと、その後3年間にわたりインフレ率は毎年0.2ポイントずつ押し下げられる。
ビルロワドガロー氏は「インフレ目標を下回るリスクが高まる恐れがある」と述べ、「このリスクは考えなければならない」と述べた。
今年に入りユーロは約14%上昇している。ユーロ圏のインフレ率は6月に目標とする2%まで落ち着いたものの、ビルロワドガロー氏だけでなく複数の当局者が懸念を示している。
原題:
ECB Risks 2% Undershoot If Euro Strength Persists, Villeroy Says
(抜粋)






