トランプ米大統領は9日、貿易相手国・地域に関税率を通知する書簡を新たに公表した。これまでの送付分と同じく、米国と通商合意が成立しない場合、8月から新税率が適用されることになる。
トランプ氏によれば、アルジェリアとリビア、イラクからの製品に対しては30%の関税が課される。ブルネイとモルドバには同25%、フィリピンには同20%の関税が適用される。税率は総じて4月に発表された当初の関税とほぼ同水準だが、イラクに対する関税は従来の39%から引き下げられる一方、フィリピンに対する税率は17%から引き上げられた。
各国に対する関税率
20%=フィリピン
25%=日本、韓国、マレーシア、カザフスタン、チュニジア、ブルネイ、モルドバ
30%=南アフリカ共和国、ボスニア・ヘルツェゴビナ、アルジェリア、リビア、イラク
32%=インドネシア
35%=バングラデシュ、セルビア
36%=タイ、カンボジア
40%=ラオス、ミャンマー
トランプ氏は7日から各国に新たな関税の通告を開始。9日に設定されていた上乗せ関税の導入期限は、大統領令によって8月1日へと延長された。各国は、通商交渉に事実上の時間的猶予が与えられた格好となった。
トランプ氏は8月1日の期限について「100%確定ではない」と含みを残していたが、その後「関税の徴収は2025年8月1日から開始される。この日付に変更はなく、今後も変更されることはない」と述べ、期限を堅持する意向を示した。
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原題:
Trump Unveils Latest Tariff Rates With the Philippines at 20%
(抜粋)







