日銀が物価見通しの上方修正を検討する見込み、食料上振れ-関係者
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行は今月開く金融政策決定会合で、コメを中心とした食料品価格の上昇を反映し、2025年度の消費者物価(生鮮食品を除くコアCPI)見通しの上方修正を検討する見込みだ。 日銀は30、31日の会合で経済・物価情勢の展望(展望リポートでは、コアCPI見通しを25年度は前年比2.2%上昇とした。 5月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は前年比3.7%上昇し、伸び率は23年1月以来の高水準となった。展望リポートにおける27年度までの見通し期間の後半に、基調的な物価上昇率が2%の物価安定目標と整合的な水準で推移するとのシナリオも維持する可能性が大きいという。今月会合では政策金利を0.5%程度とする現行の金融政策は維持される見通しだ。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日銀が物価見通しの上方修正を検討する見込み、食料上振れ-関係者