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新興市場国債券、ユーロ建て発行が急増-ドルからの分散投資で

記事を要約すると以下のとおり。

新興市場国の借り手はユーロ建て債券市場で、過去10年余りで最も速いペースで資金調達を行っている。
 JPモルガン・チェースで中欧・中東・アフリカ地域の債券資本市場責任者を務めるステファン・ワイラー氏は「ユーロ建て債券の発行を検討しているなら、今が絶好のチャンスだ」と語った。
ドルは需要低迷の兆しが高まっており、通貨変動に対する保護手段であるヘッジ比率が低いことから、さらに下落する余地があると考えられている。
 ユーロ建て債券の発行は大部分が東欧で、ポーランドとルーマニアの2カ国で210億ユーロを占めている。
発行後1週間でユーロ建て債務の発行増加は「米経済成長が例外的でない水準に鈍化し、ドル安がさらに進むとの当社の見通しを踏まえると、継続する可能性が高い」と続けた。
 「新興市場で得られる相対的な利回りの優位性は、他の市場と比較しても依然として魅力的に見えると述べた。」
これらの債券はJPモルガンの新興国ベンチマーク債券指数の構成銘柄であり、投資家に対し、ドル建て債務を抱える借り手は、資金調達源の多様化を目的にユーロ市場へのアクセスを検討する可能性があると指摘した。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 新興市場国債券、ユーロ建て発行が急増-ドルからの分散投資で

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