若手流出を阻止へ、シティもゴールドマン追随－ＰＥの引き抜き警戒

米銀 シティグループは、投資銀行部門に新たに採用したアナリストに対し、他社からの内定を受け入れているかどうかの申告を求めている。
　同社は文書の中で、アナリストごとの状況については「個別に判断する」としており、この方針はシティグループの今回の措置は、短期間で転職する若手アナリストを思いとどまらせようとする他行の取り組みに追随する動きといえる。
　ＪＰモルガン・チェースは、入社後18カ月ごとに求める計画。
関連記事：ゴールドマン、若手の忠誠心確認へ－転職防止で定期的に誓約求める　　こうした動きを受け、アポロ・グローバル・マネジメントなど一部のＰＥファンドの間では、早期の採用活動を縮小する方針も示されている。