中国人民元は24日、ドルに対し値上がりし、年初来高値を更新した。米国と日本の間で関税合意が成立し、新たな貿易協定への期待が高まったほか、中国人民銀行(中央銀行)が人民元の中心レートを引き上げた。
人民元は本土市場とオフショア取引の双方で8カ月ぶりの高値を付けた。人民銀はこの日、1ドル=7.14元を上回る元高水準に中心レートを設定。昨年11月以来初めてだ。
市場心理の改善によって安全資産需要が弱まり、ドル安が進んだことも、人民元の上昇を後押しした。人民元の動きは、中国経済に対する信頼が高まっていることを示している。米国の関税措置にもかかわらず、中国経済は底堅さを示している。
トランプ政権がここ数週間、中国との貿易協議において他国に比べて融和的な姿勢を見せていることも、市場の楽観を支えている。
クレディ・アグリコルCIBの新興国市場担当シニアストラテジスト、エディ・チャン氏は「ドル安によるオンショア人民元の上昇だ」と指摘し、「米中貿易協議への見方がやや前向きになっているようだ」と述べた。
本土市場で人民元は0.1%高の1ドル=7.1509元。5営業日連続の上昇となる方向。そうなれば、5月以来最長の連続高だ。
原題:Yuan Hits Fresh 2025 High as Trade Deals Bolster Sentiment (抜粋)
[/MARKOVE]





