プライベート投資の勢いに陰り、資金はヘッジファンドや暗号資産へ
記事を要約すると以下のとおり。
ウォール街でかつて資金を安定的に集めていたプライベートエクイティー(PE、未公開株)とプライベートクレジットの資金調達が鈍る一方、ヘッジファンドや暗号資産(仮想通貨)を活用した投資戦略がオルタナティブ投資の世界で勢いを増している。関連記事:ホワイトハウス、米確定拠出年金へのPE導入に向けた大統領令を準備 現在、プライベート市場での資金調達ペースはここ数年で最も低調な年となる見通し。資金調達に要する期間は2年近くに及び、金融危機以降で最長となっている。 こうしたデータは、投資家がどこまで非流動性資産を許容し、どれだけ長期にわたり維持できるかを再評価しつつある移行期にあることを示唆している。 JPモルガンのニコラオス・パニグリツグルー氏は「オルタナティブ資産クラスの中では、デジタル資産とヘッジファンドへの資金流入が今年に入り加速している。」その中でもPEは依然として中心的な存在だが、資金調達も今年に入り減速している。JPモルガンによると、7月22日までの資金調達額は700億ドルとオルタナティブ資産全体の流入額の1割にとどまり、少なくとも15年以来の低水準となった。JPモルガンの分析によると、25年4-6月(上期)合計では370億ドルに達しており、大半は運用資産が50億ドル超の大型ヘッジファンドに流れている。 BNPパリバのグローバル資本導入・コンサルティング部門グローバル責任者マーリン・ナイドゥ氏は「ヘッジファンドは、プライベート市場からパブリック市場への資金シフトの恩恵を受けている」と指摘。「ヘッジファンドは一般的にパブリック資産への投資が多く、本質的に流動性が高い」と説明した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース プライベート投資の勢いに陰り、資金はヘッジファンドや暗号資産へ





