【焦点】先進諸国、財政の行き詰まりを露呈-米・仏で政治劇続く
記事を要約すると以下のとおり。
膨張する先進国債務の問題に解決の兆しが見えない中、週明けの金融市場は米国やフランスのさらなる政治劇を目にすることになりそうだ。英国では次の予算案をどのように賄うかといった問題も含まれており、意見の対立が予想される。国際通貨基金(IMF)によると、世界の公的債務は総額99兆ドルに達している。関連記事:米政府閉鎖に長期化のリスク-共和党と民主党、互いに譲歩の兆しなし フランスでは、予算案提出の期限が迫っており、ルコルニュ首相は週明けに政策方針の概要を提示する際、不信任決議に直面する可能性もある。関連記事:自民新総裁に女性初の高市早苗氏、アベノミクス路線継承で市場は警戒 英国ではリーブス財務相が11月発表の秋季予算案作成を本格化させる中、財政健全性に不安を抱く投資家をどう安心させるかという議論が続くとみられる。イタリアはEUの過剰赤字国リストから除外される方向にあり、フィッチ・レーティングスは9月、イタリアと立場逆転-ユーロ圏財政不安の震源地に アジア太平洋ではニュージーランドやタイを含む少なくとも3カ国で中銀の利下げが決まる公算が大きい。 9月に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨の公表、欧州中央銀行(ECB)のベイリー総裁の講演なども注目されそうだ。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【焦点】先進諸国、財政の行き詰まりを露呈-米・仏で政治劇続く



