仏独10年債スプレッド、9カ月ぶり高水準-新内閣の持続可能性疑問視
記事を要約すると以下のとおり。
フランス国債が下落し、10年債利回りのドイツ国債に対する上乗せ幅(スプレッド)が今年最大となった。昨年には90bpに達し、フランスのCAC40種株価指数は2%下落した。「フランス経済は企業部門の信認低下という避けがたい打撃を受ける状況にあり、その影響はフランスの経済規模を踏まえると欧州連合(EU)全体に及ぶだろう」とも指摘した。 ルコルニュ首相就任後、フランスの信用格付けはすでに2度引き下げられている。 みずほの欧州・中東・アフリカ(EMEA)マクロ戦略責任者、ジョーダン・ロチェスター氏は「議会が有効な信任を欠いている状況で、フランスが選挙を回避できるとは考えにくい」と述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 仏独10年債スプレッド、9カ月ぶり高水準-新内閣の持続可能性疑問視